袴のお話 - 剣道コラム

このコラムは、当剣友会会長からお借りした、むずかし〜い剣道書から抜粋して、できるだけ分かりやすく紹介するコラムです。日頃の稽古のよりどころになれば幸いです。

剣道着は、上半身の道着と下半身の袴から成り立っています。
羽織や袴は和服の最高の礼装とされていますが、今回はその袴についてのお話です。

袴は、時代と共に形も色々と変わり、現在用いられている剣道の稽古袴は、長袴を短くした平袴と、乗馬に便利な襠(まち)を高くした乗馬袴を改良した襠高袴(まちだかばかま)からきていると考えられるそうです。

さて、袴を前から見ると、5本のひだがありますね。
裏側には、一本のひだが通っています。
実はこのひだ、昔の人が袴を使う際に、人としての日常の心がけに結びつけて作ったもので、『五倫五常』の5つの意味があるのです。

五倫とはすなわち、
君臣…君主と臣下は義を重んじて互いを思いやる
父子…父子は親しみの心で結ばれるべし
夫婦…夫婦は互いの役割を持つ
長幼…年少者と年長者は互いを愛し、敬って序(上下関係)を守る
朋友…友人は信じ合う


五常とは、
仁<…思いやり、情け、いつくしむ心
義…義理、道徳や倫理にかなった行い
礼…礼儀、尊敬し敬うこころ
智…知恵、正しい判断をする知識
信…信義、信頼、正しいこころ/span>

という意味があります。

そして裏側の一本は、「二心の無い誠の道」を示したものだそうです。

袴のひだには、昔の人がいつも大切にしたい心のあり方が意味付けられているのです。

まさか袴のひだに意味があるとは、驚きですね。
剣道は、道具や動作一つ一つに意味があり、そこが面白いところです。

袴のひだの意味を知ったからには、袴の折り目は綺麗に整え、袴を履くときには、その意義を心に思いながら使いたいものです。

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